ブロードウェイでロングラン上演されたミュージカルの来日公演に行ってきました。
2020年に上演される予定でしたが、新型コロナウイルスの流行により中止された作品の再来日公演ということもあり、心待ちにしていました。
とても素敵で感動したので感想を記録してみようと思います。
あらすじ
1989年ニューヨーク。イースト・ヴィレッジで毎月の家賃を払うことができないような生活を送る、若きアーティスト達。彼らは、犯罪、エイズ、ドラッグ、同性愛、友の死など様々な問題に直面しながらも、愛や友情を信じ、夢に向かって今日という日を全力で生き抜いていくのだった、、、。若者達の青春と葛藤を描いた感動の作品。
感想
ブロードウェイで舞台に立っている演者さんを生で観ることができるので、とにかく迫力、演技力、歌唱力全てに魅了されます。来日公演ならではなのが、全編英語のため字幕が表示されることです。私は、「RENT Filmed Live on Broadway」というブロードウェイ公演を映像に収めた作品を何度も見ており、ストーリーやセリフはほとんど覚えていたので、字幕は見ずに役者さんの表情や動きをひたすら見ていました。表情を見ているだけでも、感情は伝わってきますし、ダイナミックな動きもあるため、あまり字幕にとらわれずに舞台を観てほしいと感じました。
作品の内容としては、エイズやLGBTが含まれているため、少し重めな部分もありますが、要所要所でクスッと笑うことができるシーンが散りばめられていたり、楽曲の素晴らしさでカバーされています。
「RWNT」といえば「Seasons of Love」と言えるほど有名な楽曲ですね。この楽曲のイントロが流れた瞬間に高揚感に溢れ、ワクワクが止まりませんでした。圧巻の歌声で、歌い初めからグッと心を掴めれて、引き込まれました。舞台だからこそ感じるエネルギーがあることを改めて感じました。
そして、私が個人的に一番好きなのが「エンジェル」です。彼女のかわいらしさと強さを兼ね揃えた愛情たっぷりのキャラクターが大好きで、彼女のソロのシーンは思わず手拍子をしてしまうくらい素敵でした。
最高の作品を観劇することができ胸がいっぱいになるだけでなく、いつか本場ブロードウェイでミュージカルを観劇するという夢がさらに大きくなった1日でした。